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人は他人と比較し平均値に向かうという性質をビジネスに活かす方法

平均台画像

こんばんは。千葉県野田市在住のブロガーの我瀬(わがせ)です。先日すごくいい本を購入したので、今回からその内容をアウトプットするついでにあなたにシェアしたいと思います。

あなたのビジネスを加速させるようになれば嬉しいこと限りないです。

目次

「影響力の武器 実戦編」を読んで

私が今回あなたに紹介したい本は「影響力の武器 実践編」です。この本は社会心理学的実験で証明された事実を、ビジネスに応用させる指南書みたいなものです。

かなり具体的に書かれているので、この本の内容の中で必ずあなたのビジネスに役立つ実例が見つかります。

ここでは「人は平均値に向かう性質がある」という実験結果からそれをビジネスに役立てる方法を私なりに解釈してあなたに伝えたいと思います。

人は平均値に向かうってどういうこと?

「人は平均値に向かう」ってどういうこと?とあなたはまず疑問に思うことでしょう。まずそれについて解説しますね。

そもそも人って他人に大きく影響されるのです。それでいて平均値になりないのです。

どういうことか、私の実際に体験から伝えますね。

10年くらい前に私の周りの家が一斉にオール電化を導入したのです。

おそらくオール電化の営業の人に「地域モニターに選ばれたあなたは無料でオール電化を導入できます!!」などというキャッチコピーに引っかかってしまったのだと思います。

それを聞いた私のパートナーはオール電化導入をしきりに訴えてきたのです。

これって他人に大きく影響されてると同時に、「オール電化を導入していない私の家庭は平均値より落ちている」というような錯覚に陥ったのだと思います。

だから他の近所の家と同じように「オール電化を導入しておけば無難」という判断になったのだと思います。

私は「影響力の武器」読んでいたことから、パートナーがまんまと引っかかってると見抜いたので、オール電化導入は見送るようパートナーに助言しました。営業の人がしつこかったですね。

人は悪い意味でも平均値に向かう

人は悪い意味でも平均値に向かうといいます。悪い意味ってどういうことかというと、具体的に例をあげてみます。

横断歩道で歩行者がいる場合は止まる義務がある

横断歩道画像

あなたは車を運転している時、横断歩道に歩行者がいる時は車を停止してますか?これって義務なんです。しかしなんと9割の日本人は横断歩道に歩行者がいてもスルーしちゃうという統計が出てます。

おそらく大多数のドライバーは横断歩道に歩行者がいたら停車するという義務を知っているはずです。しかしスルーする人がほとんど。

つまり大多数が義務を怠っているから(横断歩道で停車すること)

俺も(私)も横断歩道に歩行者がいてもスルーしてもいいんじゃね?

という気持ちが芽生えてしまうと思います。確かに平均値に向かってますよね。よく考えてみると、やっちゃいけないことやマナー違反だったりすることも、周りにやっている人がいれば、ついつい自分もやってしまう。それが人間なんですね。

平均値に向かう人間の性質をビジネスに活かす方法

この平均値に向かうという人間の性質をビジネスに活かす方法を考えてみました。もちろん「影響力の武器 実践編」でも参考例が書かれてましたので、それを応用してみた例です。

商品の選択肢3つの中であなたが最も売りたい一つを売り込む

例えばあなたがスポンジ(食器洗浄用)を売ってるとします。ここで3つの価格帯を作るのです。

  • スポンジA・・・100円
  • スポンジB・・・200円
  • スポンジC・・・300円

この3つのスポンジの中で平均価格はスポンジBですよね。だから人はスポンジBを選びがちなのはこの人は平均値に向かう法則でわかりますよね。

私ならばそれを利用してスポンジBを最も利益率の高い価格にするわけです。そしてPOPにこう書きます。

当店常連のお客さまの80%が使用するスポンジB!

どうでしょう?スポンジA、Cとどう違うか説明しなくてスポンジBを選んでしまいそうではないでしょうか?これは低単価の商品ならば可能だと思います。

高単価の商品はやはり具体的説明は必要ですよね。

というわけで今回は「影響力の武器 実践編」の一部をアウトプットしてみました。あなたのビジネスに少しでもお役に立てれば幸いです。

ちなみにこの「影響力の武器 実践編」はaudiobookで購入したもので、移動中に聴いていたものです。

あなたがもし移動時間などの隙間時間に勉強できるかなり優秀なツールです。倍速にすれば脳の回転がよくなると言います。

オーディオブックの詳細はこちらから


 今後追記していきたいと思います。

 

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