今回は私が以前勤めていたブラック飲食企業の束縛からかろうじて脱出し、現在は自由人としてライブ・御朱印巡り旅行・バンド活動と人生を謳歌している私がもがいて、もがいて、もがきぬいて掴んだ「人生大逆転劇」を伝えたいと思います。
飲食チェーン業界は接客が仕事ではない
まずあなたに質問です。
あなたは今している仕事が楽しいですか?
もしこの質問に答えるのに3秒以上かかったら、まずあなたは今の仕事が楽しくないと思ってますね。ぶっちゃけ言っちゃうと今の仕事に向いていないのかもしれません。しかしあなたは
なんてことを言ってませんか?実際私もそうでした。以前の私はシフト表を超えたサービス残業が終わると自宅へ帰り、録画したドラマを観ながら帰り際に買ってきたモスバーガーをかぶりつき、ビールを飲むという楽しみを味わうことが私の仕事の目的でした。
つまり辛い仕事が終わった後のわずかな楽しみを糧に仕事をしていたのです。
私が大学卒業後、飲食業界に進んだ理由は「接客が好きだったから」です。キレイゴトを言うと「人の笑顔に触れ合える」ことがよかったんでしょうね。実際バイト時代も「我瀬さんはいつも感じがいいね!」など言われたこともあり、接客には自信がありました。
そんなこともあり、調子に乗って飲食業界に足を踏み入れたのです。入社直後はもちろん現場で接客する他に、調理を学びそれなりに充実した日々を送ってきました。
飲食チェーン店の店長は辛いということを思い知った
私はハキハキ仕事していたこともあり、上司にも認められトントン拍子で出世していきました。なんと1年後には店長に抜擢されたのです!モチベーションは上がりました。でもこれが苦痛の序章でした。。。
管理が仕事になる
店長になって待ち受けていた困難は、人・モノ・カネの管理です。管理職となれば当然です。特に人件費は予算内に抑えることをを厳命され、人件費を削っては削ってギリギリの状態で店舗を運営することで、私の人格まで削られてました。
ここで私は気づいたのです。飲食業界は接客でなくマネジメントが仕事だと。
よくよく考えてみればわかることにもかかわらず私は愚かでした。ここから消えてなくなりたくなるくらいの辛い8年間が続きました。
何が一番辛かったというと、人がいないということでした。現在もひどい人手不足だとと思いますが、このころの飲食店もどこも人手不足でした。人がいないににも関わらず会社は店舗を増やすという支離滅裂なことをしていたのです。
私を含む社員は破滅というベクトルに向かっていったことは言うまでもありません。
パート・バイトは急に辞める・よく休む
さらに辛いことは、パート・アルバイトは急に辞めるし、よく休みます。特にアルバイトは「電話すれば休める」と思っている不届きものも多く(もちろん真面目な方もいます)、簡単に休みます。最近ではLINEで休むと送ってくるケースはおろか、辞めるときでもLINEで送ってくるのです。
こんなイメージですね。こんなことが頻繁にあるから、たとえようやく確保できた休日でもいつ電話がかかってくるかが不安でした。
家族とショッピングに出かけているときも、子供と公園で遊んでるときも、映画を観てるときも常にビクビクしてました。携帯がメール受信などでポケット内で震えるたび、ドキドキしてました。
そんな気持ちを私は家庭に持ち込んでいたので、イライラを家族にぶつけていました。今考えてみても最悪です。理不尽です。そんな私は人格が崩壊しそうでした。
こんなように自分自身を傷つけていました。ホントにヤバイ状況でした。
盆正月は1日たりとも休めず、会社(店舗)に社員は基本私一人。会社も上司も休日を取れと煽るが、当然休むことができず、休まないと上司から電話がかかってきます。
私にはこの「なんとかしろ」という言葉は「休んだことにして仕事してろ」という意味に聞こえてなりませんでした。私は24日間も連続で出勤していたことをタイムカードに残すことにより、「現場の状況はこうなんだ」と暗に伝えていたのですが、もみ消されていたのです。
そんな生活を8年耐えてきました。異動が多い職場でしたので、悩みを伝える友達も近くにはいませんでした。消えてなくなりたいなんて思ったことも少なくありません。
毎朝8:00前に出勤し帰ってくるのは夜中の1:00過ぎ。盆正月・ゴールデンウィークはさらに休みが取れないどころか、さらに労働時間が増える。
休日に旅行やバーベキューに出かける隣の家族を見ると恨めしい気持ちになったものです。
そんなある日、冒頭であなたに質問したことを自分に聞いてみたのです。
そう思った私が実行したのが「自己診断」です。
このグッドポイント診断を受けて私の知らなかった能力を発見することができました。ていうか客観的に自分の能力を伝えられた気持ちです。以下がその内容でした。
- 「高揚性」人より盛り上がることが得意。変化や刺激を求めている
- 「柔軟性」好奇心旺盛。物事を柔軟に捉える。よいやり方があればアレンジする。
- 「独創性」人と同じじゃつまらない。ユニークな発想に魅力を感じる。
- 「決断力」思い切りよく決断をすることができる。
- 「挑戦心」理想を追い求め、自分で高い目標を設定する。
上記の内容は要約したものです。実際はもっと細かい診断結果を見ることができます。今回の診断結果をみると私は飲食チェーンでの勤務は向かないということが腑に落ちました。
基本的にチェーン店は独創性は求められません。与えられたマニュアルを着実にこなすことが求められるのです。
実際非効率的なマニュアルだったので、私がマニュアルを無視して指導していたら、上司から呼び出しをくらい、怒鳴りつけられ、反省文を5,000文字欠かされたのです。たとえ私のしたことが功を奏したとしても。
そんな世界に私が向いていないということが自己診断でわかったことがきっかけで
すぐに退職届をたたきつけました!
これを叩きつけた瞬間、上司は私に言いました。
「いつも人がいなくて休めないのあんた知ってるだろ!」と言いたくなる気持ちを抑えて
ときっぱり言いました。この会社は全国チェーンで、私は某地方で勤務していました。母親の具合があまりよくないのは本当だったのですが、父の世話のくだりはウソです。
私があまりにも毅然とした態度だったようで、上司もわかったとしか言いませんでしたね。その後、さらに上の上司と専務も面談にやってきました。もちろん引き留めるためです。
一応私は会社ではそれなりの数字を残してきたので、会社としては痛手なのかもしれません。でもグッドポイント診断でこの仕事に向いていないとわかった私の意志はダイヤモンドより硬かったので退職の決意は変わりません。
3カ月後、無事退職し有給消化しながら、退職前に徐々に作り上げてきた物販・サービスWEBサイトを本格稼働させ、当初はボーナスを含めると会社員時代よりは稼ぎは減ってしまったものの、
自由を手に入れることができたのです。
会社に属さず、上司もいない、自分の好き勝手にでき、盆正月は休める、会社員時代とは正反対です。しかしその一方、すべて自己責任なので何もしないとお金は入ってこないのです。
なかなか結果はついてこなかったものの勉強を重ね続け、狙ったいくつかのキーワードが検索順位1位を獲得することができたので、それなりに稼ぐことができました。
自分の立ち上げた仕事が結果を残すという充実感が、会社員時代に味わったことのない感覚でした。
これもグッドポイント診断で自分の知らない能力を発見できたことがきっかけです。もし冒頭の質問であなたが答えに窮したら、ぜひ診断することをおすすめします。
グッドポイント診断のやり方
それでは実際にグッドポイント診断のやり方を伝えますね。まずは下のバナーをクリックしてください。
すると上の画像のようにリクナビのトップページに飛びます。その後会員登録をしてください。
メールアドレスを入力して仮登録します。その後入力したメールアドレスにすぐ返信されるので、そのリンク先から本登録します。
本登録後にグッドポイント診断ができます。質問の量は結構あります。全部で300問くらいあったかと思います。質問内容は例えば
A:目標を決めたら達成するまであきらめない
B:目標が達成できないと見込んだら別の目標を再設定する
というような2択ですが、選択肢は
A|どちらかというとA|B|どちらかというとB
という4択になってます。100問くらいの設問で制限時間があり、およそ15分で回答しなければならないので、じっくり考えるよりは感覚で答えるようになってます。ちなみに下の画像が私の結果の一部です。
リクナビに登録したら電話とか頻繁にかってくるのでは?
このような求人サイトに登録したら、頻繁に電話がかかってくるのでは?と心配になるかもしれません。でも大丈夫です。あなたが何かしらのアクションを起こさない限り、電話はかかってくることはありません。
ましてや今のあなたの勤務先にかかってくることもないので安心してくだい。求人情報は豊富なので、あなたの希望条件を入力することにより、より適切な求人情報をもらうことができるでしょう。
今回、長々と私の過去を書きました。もしあなたが今の職場・職業に疑問を持っていて、あなたの背中を押してあげることができたら嬉しく思います。私もまだまだ成長したいと思ってます。頑張りましょう!
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