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飲食チェーンのパート(バイト)リーダーが円滑に退職(辞める)方法とは?

退職願画像

こんばんは。野田市の情報を伝えるブログを運営する「元飲食チェーンマネジャー」経験者であり、現在「自由人」の我瀬です。

今現在、飲食チェーンのリーダーとして大車輪のごとくモーレツに働いているあなたは、リーダーとしてのプレッシャーや、社員なみの業務や責任、理不尽なサービス残業、パート同士の人間関係のトラブルなどが積み重なってることでしょう。

そんなあなたはきっと「退職」が頭の中に入ってるんじゃないですか?でも責任感の強いあなたとは「人手不足や替わりの人が育たないと辞められない」きっとそんな感じかと思います。

「でもそんなの関係ねー!(古いっすね)」てな感じで辞めちゃっていいんですよ。思いきって退職願書いて、出しちゃってください。それが一番円滑ですよ!

えっ?そんな簡単にはいかないって?そう思うあなたは会社からいろんな洗脳を受けてますね。これからそれと解いていきましょう!

目次

退職(辞める)=責任感がないことではない

落ち込む女性

真面目なあなたはきっと「退職=責任感がない」という方程式が頭の中にあるんじゃないですか?でもそれって大間違いです

あなたのぼせ上がってませんか?あなた一人いなくなったところで、チェーン店は潰れません。あなたが退職しても絶対英営業します。別にあなたなんかいなくても店は営業できるのですよ。

キツイこといってごめんなさい。でもホントそうなんです。私も飲食店マネジャー(5店舗ほどを管轄する)を10年ほどやっていた経験があり、5店舗も運営しているとあなたのような優秀なパートに、突然退職されるというピンチは片手じゃ足りないほどありました。

しかし、そんなピンチでもなんとかして毎日お店を開けなくちゃいけないのがチェーン店の宿命なんです。あなたがいなくてもお店は開店するのです。太陽が東から昇って西に沈むことと同じです。

あなたが退職することについては、勤務する会社の就業規則に則った形であれば全く問題ないんです(会社の就業規則自体に問題がある可能性もあるのであまりにも逸脱した内容の規則ならば労働基準監督署に相談する必要あり)。

あなたの体・心・家庭が壊れないうちに辞めてください。

あなたが「どれだけこの会社に尽くしてきたか?」を考えれば退職は唯一の選択肢

飲食店で働く女性画像

あなたは今現在もどんな時も、接客業としては欠かせない笑顔を絶やさずしかも責任者として頑張ってきたことでしょう。

また、一般パート・アルバイトには任されることのない発注業務やシフト作成、さらにはパート・アルバイトの面接まで多岐にわたる業務を任されてませんか?さらには労働時間短縮を会社から求められ、あなた自身が「サービス残業」で身を削ってませんか?

そんな会社にいいように使われているあなたが退職を申し出ることは、客観的に見てこれしかないという選択肢です。迷う必要なありません。迷っているならば何かしらの「洗脳」があるに違いないです。

あなたは必ず引き止められる

仁王立ちする上司

あなたのようなマルチなスキルを持ったパートが退職を願い出たら、店長に間違いなく引き止められるに決まってます。そして面談に持ち込んであなたを是が非でも残留させようとします。店長よりも上職を連れてくることもあるでしょう。

時給アップや完全週休2日など甘い言葉を投げかけてくるでしょう。でもあなたはそこで意思を曲げてはいけません。ここを乗り切るにはあなたの退職するという鉄の意思が必要です。そのためには筋の通った退職理由を予め用意しておくことです。

そして返ってくるだろう相手の反撃を予測し、それに対する対応も準備しましょう。なんだか難しそうですが、大丈夫です。

なんか就活している大学生では知らない人はいないというくらい有名な書籍「面接の達人」の真逆の「退職の達人」みたいな感じですね(笑)。

退職理由はより具体性を持たせる

退職面接

あなたが退職するために、店長をはじめとするお店側と戦わなければなりません。そのためには「より具体性を持った退職理由」が必要です。

これから伝える話は実際私が店長・マネジャーとして勤務していた際、あなたと同じような貴重な人材にお店を辞められたときの実例です。退職理由が嘘かホントかわかりません。別に嘘であってもいいでしょう。

あなたはお店を退職することが目的なので、それくらいの嘘は神様は目を瞑ってくれます。ブラックボックスから脱出するには手段を選ばない方がいいです。

実例1・母親を介護することになった

あなた
母親の痴呆が痴呆気味になってしまいました。わけもなく外をうろうろしたり、台所のガスの火をつけっぱなしにしていたりなどもありとても不安です。私が仕事している間は母が面倒見ていたのですが、この状況では預けられません。
店長
そうなんだ。。。確かにそれは大変だね。それは仕方がないけど、土日ご主人いる時でもなんとかならないかな。いや土日どちらかでもいいよ。

てな感じで相手は食い下がってきます(ていうか私が食い下がってました)。このように条件提示をしてきますが、これに乗ってはだめです。

あなた
主人は必ずしも土日休みというわけではないんです。だから主人をあてにすることはできません。

こんな感じできっぱりと断りましょう。

実例2・主人に辞めろと言われた

あなた
主人にお店を辞めろと言われてしまいました。主人は土日が休日なので、当初私と休みが合わないのは承知の上で許してくれましたが、もう何年もゴールデンウィークやお盆・正月も家族全員でどこにも出かけられないことにかなり不満を持っていて、この時期になるとかなり不機嫌になり、喧嘩になってしまいます。子供にも悪影響かと思うので、辞めさせてください。
店長
ちょちょちょ、ちょっと待って!ご主人が辞めろと言ってるだけであって、Aさんは本当に辞めたいの?Aさんの接客は素晴らしいし、他の人の見本になるし、生き生きと働いているように思ってたんで正直びっくりしているよ。Aさんは本当は辞めたいくないんじゃないの?
あなた
ん〜、、、私自身確かにこの仕事は合ってると思うんですが、ここに入るときの面接で土日どっちか休みにしてほしいって希望したんですが、最初の数ヶ月はお休みいただいていたのですが、いつの間にか土日連チャンの勤務が普通になっていて。。。それで土日休みの主人は子供の世話で休めず、疲れ切って私に仕事辞めろって話になったんです。正直言うと、家庭が壊れるなら仕事を辞めたいです。
店長
なるほど。それは申し訳なかった。Aさんに頼ってしまったのは事実です。Aさんの希望通り、今後土日どちらか必ず休み入れるようにします。だからなんとか残ってくれないかな。可能な限りAさんの希望は受け入れます。
あなた
でも私だけの希望を受け入れるっておかしくないですかね?他の人から見て。なんだか私だけ特別扱いされてるようで、それもちょっと。。。他にも私と同じような人がいるし。

ここまで言うと、相手はもう適当に食い下がってくるしかなくなります。あとは徹底的に拒否してくださいね。

実例3・とにかく辞めたい(不満爆発)

これは直球勝負です。とにかく辞めたいと不満を大爆発させるのです。ちょっと怖いですが、これが一番説得力があり効果的で、相手へのダメージも大きいです。

店長
Aさん、何かあったの?いや急なんでびっくりしたよ。。。
あなた
いや、前々から辞めたいと思ってました。もともと土日どちらか休みって希望だったのに、いつの間にか土日毎回出勤になってるし、発注や面接とか社員の仕事もやらされてるし、盆正月は1日も休めないので申し訳ないんですが正直うんざりしてます。
店長
なるほど。確かにAさんには負担かけてしまったよね。ホント申し訳ない。今後なんとか土日どちらか休み取れるようにするよ。お盆や正月に向けて人募集するし、なんとかするよ。
あなた
でも今、人(従業員)いないですよね。募集しても集まらないですよね。私5年働いて結局人(従業員)がいた時期なんてなかったですよ。募集かけてるようですが、人(従業員)も集まってないし。今後人(従業員)が集まるとは考えられないですね。
店長
でもAさんがいなくなったら、他の残された人たちがもっと大変になるんだよ。

これ卑怯な言葉です。この言葉は退職希望者に対して絶対言っちゃいけません。この言葉でやさしあなたはもしかしたら自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。

しかし勘違いしちゃいけません。あなたが辞めるのも、お店に人がいないのもあなたの責任じゃありません全てお店・会社の責任なんですよ

だから他の人が大変になるなんて躊躇しなくていいです。逆に言えばそんな店みんな辞めちゃえばいいんです。そして潰れればいいんです。

従業員の負担をマックスにさせて運営している飲食店なんて潰れていいんですよ。と若干過激な発言ですが、こういう企業は人を幸せにしないのでいらないです。

過当競争がブラック企業を生む

過当競争が最終的に行き着くところは価格です。飲食チェーンでもいろいろありますが、ある分野ではかなりの過当競争になってると思います。

人口が減っているにもかかわらず、お店は増える。つまり消費者にとっては選択肢が多くなるのです。これだけデフレ社会になると価格競争は必須です。もちろん価格以外に付加価値などで差をつけようと試みていることもあると思います。

しかし最終的には価格で勝負になってますよね。価格勝負になるとコストを抑えなければなりません。流通コストなどを抑えるだけでは限界があります。食材原価を抑えると品質が悪くなります。

そうなると何を一番抑えるか、

人件費なんですよ。

可能な限りでなく、不可能な限りの人件費を抑えなくては利益が出ない構造になってしまっているのだと思います。

数年前に深夜営業の飲食店において一時期、強盗が相次いだことがありました。でも人は増やさない。あくまでも噂ですが、強盗が入って盗られるお金よりも、強盗対策で人を増やす方の人件費が高いからと聞いたことがあります。

なるほど。合理的で感心します。非人道的ですがね。

あなたの働いているところがこのレベルとまでは言いませんが、この中に一つでも当てはまるなら辞めた方がいいですよ。

もう飲食店チェーンで働くのは嫌だ

悲鳴をあげる女性

転職先を決めるのに、もう飲食チェーンでは働きたくないと思うのは当然ですよね。でも何やればいいのか、今までの自分のスキルを他の行業種で活かせるのか、次は土日休みたい、などいろいろ不安や希望があるでしょう。

だったらまずあなたの持ってるスキルやスペックから適職を探してみませんか?それができるのがリクナビNEXTのグッドポイント診断です。

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ちなみに私もリクナビNEXTのグッドポイント診断を行い、今の職業(自由業?)に就きました。この診断するためにはメールアドレスの登録などありますが、勧誘などの電話は今まで一切ないので、安心して診断できますよ。

人って4つの側面があるようです。

  1. 自分の知っている自分
  2. 自分が知らない自分
  3. 他人が知っている自分
  4. 自分も他人も知らない自分

とくに4に関しては、こういったツールを使わなければ一生わからない自分を見つけることができないでしょう。

もちろん無料なのでぜひ一度診断してみることをおすすめしたいです。

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今回、一生懸命働きつつも心身をすり減らしているあなたが、今の仕事を退職する方法や心構えを伝えてきました。

おわかりかと思いますが、これは私自身の経験です。私はあなたのような優秀なパート・アルバイトを使う側でした。このころ私は自分の身を救うのでいっぱいでした。どれだけパートアルバイトを辞めないよう、配慮することが仕事だった気がします。

でもあなたはあなたの身を自分で救ってください。人生一度です。もう一度あなたの適職、幸せになれる場所を探してみませんか?

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