こんばんは。野田市の情報を伝えるブログを運営する「自由人・我瀬」です。
今現在私は「自由人」と形容してますが、以前は飲食チェーンの会社員として勤務してましてかなり辛い会社員時代を過ごしてましたね。
正直、入社してから1年で
と思ってました。ホントに。。。
てな感じで私は自分自身を変に励まし、その後8年もダメな自分を励ましてました(笑)。結局ほぼうつ状態みたいになって退社しました。
私はその8年間の中で結婚し子どもも授かり、家族に対する責任という重みが、「転職」という選択肢を頭の片隅から完全に追い出してしまったのです。
私は飲食チェーンで9年間勤務しましたが、辛かったです。無理してました。もし今あなたが私と同じような思いをしているならば、声を大にして伝えたいです。
今すぐ会社を辞めた方がいいです!
「でも次が決まっていないし、次も飲食店で働きたくない。でも飲食店で働いた経験しかないし。別な職種で転職できるのかな?」
なんて反論するでしょう。「今すぐ」はちょっと言いすぎですね(笑)。でも大丈夫。あなたの飲食店で勤務した経験は他の業種にでも活かすことはできます!ちょっとだけ工夫する必要はあると思いますが。そしてまずあなたがするべきことは退職するための準備です。
しっかりと準備しておけば、退職しても安心です。
まずは飲食店を退職するための準備をしよう
そもそもなぜ退職の準備をしなければいけないのでしょうか。それは無計画に退職したのち、あなたの生活費はどうするのですか?忙しいあなたは次の就職先を見つけてから退職することができますか?ということに答えられることが準備するということなんですね。
あなたの性格診断から適職を探そう
まずあなたにしてほしいことは性格診断です。あなたはおそらく「接客が好き」「人と話すのが好き」「明るい」などの理由で飲食店などの接客業を選んだのはないでしょうか。でも飲食店チェーン店の仕事はあなたが好きな接客が仕事がメインではないのです。
飲食チェーン店の責任者に求められる能力は素敵な笑顔や、あなたの持ち前の性格の明るさではないのです。
飲食チェーン店を管理する能力が最も必要とされるファクターなのですね。
私もそうだったのですが、接客が好きだから入社したものの、実際の仕事内容は人・モノ・カネの管理が大変でした。特に人の管理です。
そう考えると本当に私の持ってる能力は本当に飲食チェーンに適正かと考えると疑問に思ってしまいました。
そんなあたなにぴったりなツールがあります。それがグッドポイント診断です。リクナビNEXTが提供する「かなり適格性に優れたツール」です。
グッドポイント診断にはさまざまな質問を用意されていて、それに素直に答えることであなたの性格をかなり的確に診断してくれるのです。だからこそ客観的な自分の姿を見ることができ、信ぴょう性も持てるのです。
このグッドポイント診断で気をつけることは「直感で答える」ということです。質問に対してあまり考えちゃだめです。また理想の自分を作って答えてしまっても意味がありません。ありのままのあなたの考えで答えてください。
ちなみにリクナビNEXTに登録するとメールや電話がジャンジャン来るんじゃないかと、あなたも不安に思ってるかもしれませんが、メールは適度に来ますが電話は一切ないです(今の所)。
安心して自分を診断してください。以外な自分が発見できるかもしれませんよ。というわけであなたが退職する前にすることの一つは、あなたの適職診断です。絶対やった方がいいです。
ブラック企業ならば勤怠実績を残す
もしあなたの働いている企業がブラック要素があるならば、あなたの勤怠実績を残しておいてください。ただしタイムカード(今は端末に打ち込みが多いと思いますが)は強制的に退勤させられてることが多いので、あてにならないと思います。
そこであなたが退勤後も働いている姿を画像、もしくは動画で撮っておくことがかなり有効な材料になります。時計などの時刻情報がある画像が理想的です。
なぜ勤怠実績が必要か?
なぜ勤怠実績を残すことが必要かというと、失業保険料を退職後すぐもらうためです。
会社を退職したら失業手当をもらえる権利が発生します(失業保険料を会社で支払いしていた場合)。しかし自己都合で退職した場合は、3ヶ月の給付制限があるのです。
つまり自己都合で退職した場合は、失業保険料が入るのは3ヶ月後なのです。そうなると退職後の3ヶ月間の生活が心配になりますよね。しかし自己都合の退職でも、劣悪な労働環境が原因で退職せざるを得ない的な理由で退職した場合は、退職後すぐ失業保険をいただける可能性はあるのです。
もしあなたが勤務する企業がブラックと思うならその証拠を残してください。かなり有利な材料になるはずです。
別に勤怠実績じゃなくてもいいです。パワハラ上司とのやりとりをボイスレコーダーで残すのも立派な証拠になりえます。
ちなみに私の場合は、自己都合で退職しました。すぐハローワークに向かい3ヶ月後の給付を受けようと手続きしたところ、ハローワークの事務員との簡単な面談で、私がかなりのハードワークだったことを伝えたところ、
3ヶ月の給付制限がなく、すぐ給付される可能性がある
と言われました。そこで勤怠実績などを見せたのですが、ハードワークは認められたものの、私が管理職だったためにやはり3ヶ月の給付制限がついてしまいました。
ここでいう管理職とは簡単に言うと残業手当がつかない経営者的な立場のようです。残業手当がなく、その他管理職手当みたいなものをもらっている方は、管理職とみなされるでしょう。
半年間給料が入らなくても生活できるように貯蓄しておく
次の就職先がすぐ決まるかはやはりわからないですよね。さらに失業保険の給付制限3ヶ月が適用されてしまったら、3ヶ月は無給です。半年分貯めておけば、失業保険もらったとして9ヶ月は就職活動に時間が使えます。
半年分貯めるのが無理だとしても3ヶ月分は最低でも貯めておきたいですね。
飲食店勤務から他の業種に転職できるか?
飲食店に勤務していると、転職先も飲食店しかないのでは?と考えてしまう人は少なくないと思います。確かに飲食店の現場で働いていると、接客や調理が主な仕事になるでしょう。特に入社して1、2年目くらいはほぼアルバイトと変わらない業務内容かもしれません。
業務経験の棚卸しをしてみよう
確かに入社して1、2年目くらいだと経験は少ないかもしれませんが、会社もアルバイトを同じレベルの業務を社員に2年もやらせてるほどバカじゃないです。絶対にアルバイトではできない仕事をさせているはずです。
というわけであなたが今まで経験してきた業務の棚卸しをしてみましょう!こういった作業をした方がいいとわかっていてもしない人が9割以上です。絶対自分の棚卸しをしてみて悪いことはないのでやってみてください。
これをするために便利なツールがあります。マインドマップです。その中でもmindmeisterはかなりおすすめです。直感的に使えるので簡単に使えると思います。
そもそもマインドマップって何?
マインドマップとはトニー・ブザンという方が考えた思考方法です。日本ではダイレクトレスポンスマーケティングで有名な神田昌典氏がトニー氏の本を訳したことで有名です。
実際のマインドマップの作り方はかなりルールなどは細かいので、ここでは簡易的に紹介します。
上の画像が実際のmindmeisterで作ったマインドマップです。まずテーマを中心に置きます。ここでは「飲食店で経験した業務」です。
そこから関連付けた項目を線で足していくイメージです。タブキーを使うだけで、どんどん項目を足していけます。
あなたは自分の思った以上の経験をしている
今回私が飲食店2年勤めた人を想像してマインドマップを作成してみました。このマインドマップを見ると一般的なアルバイトがこなす業務の他に、「発注業務」「シフト作成」「アルバイト教育」「ブログ運営」などがあります。
発注業務を経験しているあなたは、まずPOSデータを元に平日使用する量・土日資料する量・季節指数などを分析して発注業務をしているはずです。
この経験は飲食だけでなく、物販などにも活かすことができます。
またシフト作成を経験しているあなたは、シフトを作成するにあたり、与えられた人件費からどれだけ人を投入できるかを算出したり、各日付ごとに与えられた人材の役割分担をしなければなりません。
またシフトを作成していると、絶対直面する問題が人員不足です。例えばフロアー係が8人必要なのにもかかわらず、その日出勤できる者が6人だった場合あと2人必要ですよね。
それをなんとか交渉して2人集めてきたあなたには、間違いなく交渉技術が付いているはずです。もしくは人間的魅力もあるはずです。
あなたのこの経験は飲食店だけではなく、全ての組織のリーダーとして活かすことが可能ではないでしょうか。
さらにブログを開設してTwitterと連携させているようならば、企業にとってみればかなり有用な人材と見られる可能性は高いです。今はSNSの時代です。こういったIT系のツールを効果的に活用できる人材は絶対求められるはずです。
先ほど紹介したmindmeisterも組織のリーダーとして欠かせないツールの一つです。企業では積極的に採用されているようです。ブレインストーミングって知ってますよね。簡単に言えばどんなアイデアでも否定せずにどんどん出していく手法です。
このブレインストーミングをマインドマップでまとめれば、ライバル企業を出し抜くアイデアが見えてくるはずです。
もしあなたがmindmeisterを使うことができれば、それをアピールすることだけでも一目置かれるのは間違いないでしょう。
こうして整理してみると、あなたは自分が思ったよりも貴重な経験をしてきたことに気がついたでしょうか?こうやって自分の経験を棚卸しすると客観的に自分が見えてくるのです。
それが見えたら自分が飲食店だけでなく、他の業界でも活躍できそうだと思いませんか?
飲食店出身だからと言って、他の業界で役に立たないということは絶対ないです!
あなたの経験をちょっとずらせばいいのです。それをアピールしましょう。あなたの経験はどんな業種でも絶対役にたちます。ただし、自分の適正診断と棚卸しは絶対やってください。
飲食業界から脱出するまとめ
これまで、飲食業界から転職するための準備ややっておいた方がよいことを伝えてきました。あらためてまとめてみます。
飲食チェーン店を辞めるために
性格診断をしよう
グッドポイント診断をすればあなたの性格が丸裸に
勤怠実績を残しておこう
あなたが勤務した実績の記録、コピーでも画像でも残しておきましょう。上司との会話もレコーダーで残しておくとあなたにとって有効な材料になります。
退職後半年間給料なしでも生活できる貯蓄をしよう
半年間は給料なしでも生活できる貯蓄があれば、次の就職先が決まってなくても安心です。学校に通うこともできるかもしれません。貯蓄があることであなたの選択肢が増える可能性はあります。
マインドマップで自分の棚卸しを
mindmeisterなどのマインドマップツールで自分の棚卸しをしておくと、グッドポイント診断と合わせて自分がどの業種が適しているか見える可能性が高まります。マインドマップ作ると頭がスッキリしますよ。
まずは自分を知りましょうね。
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