こんばんは。野田市の情報を運営する「自由人」我瀬です。飲食店チェーンの社員は異動が多いと思います。特に独身だと半年で異動なんてことも珍しくないことでしょう。
どこの店に行っても必ずと言っていいほどいるのが「パートの主」です。よく言えば「厳しいパートさん」ですね。悪く言えばガンです。私も飲食チェーンで働いていたころ、十数店舗周りましたが、どこの店にもこのようなパートさんはいました。
そして結構いじめられました。社員であった私ですが、相手は私よりも経験が長くしかも年長者。こういうパターンは飲食チェーンでは多いですね。
よくある光景として、例えば私が玉ねぎを切るとします。私は社員なので会社のマニュアル通りに玉ねぎを切ります。しかしそのマニュアルはそれぞれの店舗によってなぜかアレンジされることが多く、私がマニュアル通りに玉ねぎを切っている姿を「パートの主」(便宜上ここでは林さんとしますね)が見ると
と罵声を浴びせます。
私がこう反論するものなら
と罵声や嫌味を言われたことは数多くあります。そんな罵声や嫌味を言われたらあなたはどうしますか?私は耐えました。耐えて受け入れました。でもかなりのストレスが溜まりました。今後この人とほぼ毎日顔を合わさなければならないのかと思うとホントにブルーになりました。
この場合の私の対応は正しかったのでしょうか?私は間違いだったと思います。その理由は「何が正しいのかをはっきりさせなかったから」です。
ではどうしたらよかったのでしょうか。歯ぎしりするほどの悔しさと震える拳を隠して耐えることでしょうか。それとも間違いは間違いと正義を振りかざし、徹底反抗して戦争するのでしょうか。
どちらもお互いにとって幸せになるような対応ではないですね。
このような場合の最もベターな対応は「対話」です。
徹底的に対話をしてお互いの意見をぶつけ合うしかありません。では具体的にどう対話したらいいのでしょうか?
相手を認めてから自分の意見を言う
まずこの林さんのようなタイプのパートさんは、自分の主張が必ず正しいと思い、周りにもそれを強く求めます。よく言えば自尊心が高いのです。ですからこのような相手に真っ向から「あなたは間違ってる」と食ってかかってはいけないのです。
それはその相手の自尊心を傷つけることになります。そうなると徹底して攻撃してくるのです。間違いなく戦争状態になります。
そうならないためにも、まず相手を認めましょう。認めるということは、相手の主張が正解と認めることとは違います。「お店のためを思って行っている行為と認める」ということです。
実際の対応例とは
先に挙げた玉ねぎの例で、相手を認める対応例を紹介します。
場面は私が玉ねぎを切っているところに「パートの主」林さんが声をかけてきます。
てな感じの対応をすれば、相手の仕事は認めてないけど、価値は認めてますよね。そう大事なのが存在価値を認めるということなのです。
そこからやらずに、自分の主張ばかり言っても相手は全く話を聞かないでしょう。
常に相手のよいところを見つけておくことが重要・コツは短所から長所を
さっきの例を見ると「そんなに突然相手を認める言葉なんて出てこないよ」と思うことでしょう。そりゃそうですよね。あなたは普段からそのパートさんを嫌いなんだから。
でも嫌いな相手と同じ職場で働くことになったら、それに対応しなくちゃ辛いですよ。だったら自分を嫌いな相手と同じ職場で働いても大丈夫な精神をインストールしちゃいましょ!
相手の短所から長所を見つける
あなたが嫌いな人を見た時、短所ばっかり見えるでしょ?当然です。嫌いなんだから。でも短所って言い換えると長所になりえることもあるのです。
例えばあなたの嫌いな人が
- 口ばっかで自分で何もしない
- 他人の悪口が多い
- 言い訳が多い
- 自分のミスを人のせいにする
- 派閥を作ろうとしている
こんな感じだったとしましょう。どうしようもない人ですよね、これだけを見ると。でも違った角度から見ると、こんな風に言えるのです。
- 口ばっかで自分で何もしない→監督タイプ。人を見極めることができ、適材適所に人を分配する能力がありえる
- 他人の悪口が多い→お店の問題がきちんとわかっている。社員にはわからない情報を持っていることがある
- 言い訳が多い→クレーム対応がうまいかも?
- 自分のミスを人のせいにする→こういうタイプは論理で攻めてくるので結構賢く、違う場面での活躍が期待できる
- 派閥を作ろうとしている→派閥をつくろうとしている段階で、それなりの人望があるということ
いかがですか?まあいささか強引なところもありますが、短所って長所に変えることもできるのです。ちなみにこの手法って会社の面接でも役に立ちます。よく面接で「あなたの短所と長所は?」という質問がありますよね。
そこで短所をそのまま伝えるのでなく、短所を長所に変えて伝えると有効ですね。例えば「私の短所は人見知りすることで、初対面の人とはなかなか打ち解けられないのですが、時間が経つにつれ、徐々に仲良くなれると深い仲間になることが多く、今現在信頼できる仲間は10人以上います。」などと言い換えることができるのです。
ちょっと話が逸れました。つまりここで言いたかったことは「相手の短所を無理矢理にでも長所にしてみましょ」ということです。
こういう訓練をしていれば、あなたは間違いなく褒め上手になり、意地悪なパートの主とも良好な人間関係になり得るのです。
短所を長所に言い替える癖ができたら対話をしよう
私が飲食店のマネジャー時代によくやってきたのが1対1の対話です。大事なことが、1対1で誰にも邪魔されず話できる場所で対話をすることです。
自分が勤務するお店で対話すると、周りの他の従業員からの視線や、従業員の動きなどに気が散ってしまうので、自分の勤務する店は離れ、別なところで対話するのが望ましいですね。
いきなり対話に持ちかけるのもいいですが、他のパートさんから情報を得る方がベターです。そう外堀から埋めるのです。
まずは外堀を埋める|パートの主以外からの意見を聞け!
まずはパートの主への対策として、他の従業員と会話することです。対話でなく仕事中のちょっとした合間でのやりとりでいいです。先ほどの例から言うと、林さん以外の方から情報を得るのです。あんまりストレートに「林さんってどう思います?」なんて聞くと怪しまれるので
てな感じで始めるとよいでしょう。でも気をつけるのが、これだけで終わらせないこと。この言葉だけだと、同意を求めてるだけで終わってしまい、
くらいの言葉しか帰ってこない可能性があります。この場合は具体的な質問を投げかけるといいです。例えば
てな感じの質問をすれば
などとより具体的な答えが返ってくる可能性が高いです。人間って質問したことに対しては反応してしまう癖があるようです。
このように様々な人たちと会話しながら林さんの情報を仕入れてくるわけです。
いざパートの主との対話へ
さて、いよいよ林さんとの対話に持ち込みます。どうきっかけをつかみましょうか。いきなり呼びつけて
とか言ったらちょっと敵対ムードになりそうですね。この林さんのような相手には甘える感じがいいと思います。
てな感じがいいと思います。たいていの人は対話に応じるでしょう。もし「時間がない」などとあしらわれてしまったら、まあ間違いなくあなたは嫌われてます。その場合の対応は後述します。
対話ではどんな話をすればよいのか
さて実際対話に持ち込んだらどういう話からすればいいのでしょうか?ここは素直にあなたの疑問をぶつけたほうがいいです。しかし、相手を尊重することを忘れないで。
そして大事なのが相手の目を見て話をすることです。
本気度が伝わります。もし恥ずかしいなどで目を見ることができなければ、相手の鼻の先端でいいです。鼻の先端でも相手は目を見て話されている感じがするようです。
しかし実際は結局話は平行線で終わることが多いです。しかし相手のあなたの見る目は変わります。あなたがもしいじめられていたならば、なくなると思います。あなたの本気度が伝わったのです。
対話しても喧嘩になった・そもそも対話にならなかった場合
実際対話しても、話にならず言い争う感じになったり、対話すら応じないということもあると思います。こういった場合はどうすればいいでしょう?
まずは会社の上司に相談ですね。しかしこういう込み入った人間関係の話はなかなか相談にのってくれる上司っていないものです。そんなときは会社の人事部へ話を持ち込みましょう。
それでも何も解決しない場合はもう会社を辞めていいでしょう。そんな会社は間違いなくブラックです。転職サイトなどでもそういった相談ができるところもあります。
その一つがウズキャリ
しかもなんと、フリーターやニート、第二新卒でも内定者が83%という高い確率で就職可能です。面接対策などもしてくれるので、心強いですね。転職を決めたら、または転職を考えてる段階でもいいと思います。ぜひウズキャリへの登録をおすすめします。あなたの未来のために。
会社でいじめられた時の対応まとめ
もしあなたが会社でいじめられてると感じたならば、まずいじめてる人との対話を試みよう。
対話の前に、相手を認める訓練をしよう。具体的に言うと、短所を長所に言い換えるということ。
その後実際にいじめてる人と対話をしよう。相手の目を見て思いのままを伝えよう。本気度を出せば間違いなく相手に伝わるはず。
もし対話に応じない、対話しても空回りしてしまったら、上司に相談しよう。上司がまともに相手してくれなければ本社の人事部でもよい。
そこでもあまり真剣に対応してくれないならば退職も視野に入れよう。ウズキャリに登録すれば、無料で相談もしてくれる。使わない手はない。
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