野田市のまめメールでもお知らせがあった通り、詐欺の電話が多発してます。特に気をつけてほしいのが「市役所・警察」を名乗る電話です。これらを語ったらほぼ詐欺と思ってください。
詐欺の事例を紹介します。
キャッシュカード封筒すりかえ詐欺
詐欺師は警察官を名乗り固定電話機に電話をかけてきます。内容としては以下の通りです。
というような感じであたかももっともらしいことを言います。ここで注意することは「来週の月曜日に持ってきてください」ということです。
と思わせてしまうのです。ところが詐欺師は急に、あなたの家にやってくるわけです。
とう感じで、あなたのキャッシュカードとその暗証番号を書いたメモを封筒にあなたの目の前で入れさせ封筒をのり付けするのです。
封筒は詐欺師があらかじめ用意してます。詐欺師はもちろんこの段階で暗証番号などはチラ見したりしません。安心させるためです。のり付けして
と言ってその場から離れさせます。被害者の目が離れた隙に、あらかじめ用意していた適当なカードが入った封筒にすり替えて被害者に渡し、本物のカードと暗証番号のメモが入った封筒は詐欺師に懐に入れるという手口です。
実際にこういった手口の詐欺が野田市内で発生し被害者が出たようです。
普通の人は「警察」と聞くと何も悪いことしていないとしてもなんかびびってしまいますよね。詐欺師はそういった感情を利用してくるのです。
詐欺にあわないために
電話は留守番電話設定
詐欺にあわないためには、まず電話に出ないということです。留守番電話に設定しておけば、本当に連絡が必要な方は留守番電話にメッセージを残すはずです。
商売などで電話を使う方はナンバーディスプレイ
しかし商売をされている方などは電話に出ないわけにはいきません。そこで詐欺師を見分けるのがナンバーディスプレイです。
詐欺師は間違いなく「非通知」であなたのお店に電話をかけてきます。
でも非通知であっても商売をしている限り、かかってきている電話はとらなければ仕事が一つ減ってしまうリスクがあるのでたとえナンバーディスプレイが非通知表示でも迷わずとってしまうでしょう。なので以下のことを覚えておきましょう。
非通知で以下のキーワードが出たら詐欺を疑いましょう。
- キャッシュカード
- 暗証番号
- 警察
- 市役所
- 還付金などお金にまつわるワード
あまり多いと忘れちゃうのでこれくらいにしておきますが、非通知でこのようなキーワードが出てきたら詐欺だと思ってください。
ちなみに私の実家にも還付金詐欺の電話がかかってきて危うく母親が騙されそうになったのを私が止めたという事実があります。実際に私が詐欺師と電話で話しました。以下の記事を参考にしてみてください。
電話で「警察」「市役所」は疑え!
警察は犯罪などの調査で電話をかけてくることはありません。警察から電話がかかってくる案件はあなたが落とし物をして発見された時くらいです。
また市役所も同じです。市役所はだいたい市の封筒で郵送してきます。電話をするということはあまりないでしょう。
電話で「警察」とか「キャッシュカード」などというときはまず疑ってください。
日本人は基本的にいい人なので、ついつい最後まで話を聞いちゃいますよね。なかなか電話を切りづらいという人も少なくないでしょう。
でもここはガチャ切りでいいんです。警察・キャッシュカードという言葉が出た瞬間電話を切ってください。詐欺師は再びあなたの電話番号を押すことはありません。次にターゲットを狙います。
相手に失礼とか思ってはいけません。相手は詐欺師なのです。すぐ受話器を置いてください。
近所・友人・子供・親類に相談
もし詐欺っぽい電話がかかってきたらあなたの近所や友人・子供・親類に相談してください。あなたは警察などから電話がかかってきたら少しパニックになるかもしれません。だからこそ落ち着いて身近な人に相談してください。
きっと落ち着いた視線でアドバイスをいただけるはずです。
以上ご参考になれば幸いです。詐欺は防げます。出来る限りの防御はしておきましょう。
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