今回は埼玉と茨城を結ぶ県道沿いにおいて2月にオープンした「横浜家系やまふじ家ラーメン」で先日初めて食べてきたので、レビューしたいと思います。
家系(いえけい)ラーメンとは
家系ラーメンを私がはじめて聞いたのは4、5年前かなと思います。それからあれよあれよとあちこちで家系ラーメン屋がオープンしました。
そもそも「家系って何?」と思い調べてみたのですが、由来はわからないようです。しかしこの家系ラーメンの元祖は横浜市新杉田に1974年にオープンした「吉村家」が元祖のようです。なんか牛丼屋と勘違いしそうです。
この吉村家のラーメンの店主が「九州の豚骨ラーメンと東京の醤油ラーメンをまぜたらうまいんじゃね?」と思い立ち作ったとのことです。現在あるたいていの家系ラーメン店はこの味が基本だと思います。
トッピングにはチャーシュー、海苔、玉子(うずら)、ほうれん草が基本のようですね。スープが濃厚なので、麺は太麺のストレートです。
この吉村家からのれんわけされたのでしょうか。弟子たちがあちこちで開店したことで広まってきたようです。簡単にいうとこれが家系ラーメンです。
やまふじ家は醤油だけでなく、塩豚骨、味噌豚骨とメニューが豊富
注文は券売機方式です。醤油豚骨のほか塩豚骨、味噌豚骨、魚介など麺類のメニューは豊富で迷いますね。そのほか丼もの、おつまみ系なども充実しているので、飲みに行った帰りの締めにいいかもしれませんね。太りますけど。。。
私ははじめて来た店ではとりあえず一押しのメニューを注文します。おそらく券売機の一番左上の位置にボタンがあった「醤油豚骨ラーメン」が一押しなのだろうと判断。一番左上のバタンを躊躇なく押し、席に座りました。
トッピングメニューにやられた
席に座ると見えたのがトッピングメニュー。「今からでも追加注文OK!」にまんまとはまってしまい、バターを追加トッピングしてしまいました。上のラーメンの画像はバターがトッピングされてます。
客単価を上げるための戦略ですね。ちなみに私は追加のトッピングを券売機で買ってしまったのですが、おそらく現金を直接店員さんに払ってもOKのような気がします。
家系ラーメンにはよくある無料トッピングですね。豆板醤とにんにくとしょうがです。しょうがと言ってもおろしじゃなく、しょうがを棒状に刻んだものです。粗めのきざみしょうがと言えばわかりやすいかな。
このしょうがが家系ラーメンの濃厚スープをさっぱりさせてくれるアイテムなのです。
2種類の醤油を置く気遣いに感心
私はこの細かい気遣いに感心しました。おそらく餃子に使う醤油ですが、2種類置いてありました。野田市は言わずと知れた醤油の街です。キッコーマンはもっとも有名な醤油メーカーです。
そのキッコーマンの横にキノエネ醤油が並んでいます。キノエネ醤油は野田市内では手に入るものの、流通量は少ないようです。ちなみにAmazonでは売ってましたね。
どちらかというと業務用への販売経路が多いメーカーなのでしょうか。私は結構好きです、キノエネ醤油。
実はキノエネ醤油の本社と工場はこのやまふじ家から歩いて5分程度のところにあるのですね。キノエネ醤油の社員の来客も見込めます。
味は同じ家系ラーメンの中でも濃厚
スープは他の家系ラーメンと同様に九州豚骨ラーメンをちょっと濃くした黄金色。注文時の好みの味は全て普通。私もいくつか家系ラーメンは食べてますが、その中でも一番濃いめだったかなと思いました。
全体的な味付けは美味しかったですね。
麺はやはり太麺ストレート
麺はもちろん家系ラーメンの濃厚スープには当然のごとく、太麺のストレートです。ほどよく絡むスープを太麺の歯ごたえは「食った感」があります。私みたいなアラフォーは普通盛りで十分です。
うずらの玉子はデフォルトのトッピングです。玉子好きな方は、有料トッピングで味玉を注文するといいですね。うずらも美味しかったです。
ラーメンのトッピングの主役はやはりチャーシューですよね。デフォルトで1枚ついてます。このチャーシューも厚切りで、風味がありました。チャーシュー好きな方は有料のチャーシュートッピングしてはいかがですかね。アラファーの私は1枚で十分でした。
まとめ
やまふじ家はメニューが豊富です。醤油豚骨の他、塩豚骨や味噌豚骨があるのも特徴的です。また味は他の家系ラーメンと比べ濃いめと思います。血圧高い方は避けた方がいいかも?バタートッピングすることで濃い味が多少まろやかになりました。
私はやりませんが飲んだ後の締めのラーメンにいいのではないでしょうか?つまみも豊富ですので。
キノエネ醤油を置くなど細かい気遣いに関心しました。また行きたいと思いました。次は塩豚骨かな。
店舗情報
住所:千葉県野田市中里106−1
電話:04ー7186−6648
営業時間:11:00〜0;00
駐車場:12台
席数:40席ほど(カウンター含む)
最寄駅:東武アーバンパークライン愛宕駅下車 徒歩10分弱
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