
令和3年7月20日を過ぎまして、野田市独自の新たな小規模個人事業主向けへの協力金・補助金制度が始まったという情報が入りました。新しい制度は2つです。
- 令和3年度個人事業者等協力金支給事業
- 飲食店等感染防止対策補助金
以上の2つです。今までは飲食店が対象になっていた支援事業が多かったのですが、飲食店以外にもコロナで売上減に追い込まれている市内事業も少なくないことでしょう。詳細は以下に伝えますのでご興味あればご覧ください。
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令和3年度個人事業者等協力金支給事業

この「令和3年度個人事業者等協力金支給事業」とは(長いんで以下は「協力金事業」とします)以下の通りです。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け減収しつつも、感染拡大防止対策を講じている個人事業者及び小規模事業者に経営支援を目的に定額10万円を支給します。

つまり、感染拡大対策を講じているにも関わらず売上が減少している個人事業者もしくは小規模事業者に一律10万円を支給するという制度です。確か1年くらい前にも同じような支援がありました。非常にありがたいことです。
支給の条件とは
支給には条件があります。もちろん上に述べたような売上が減少していて感染拡大防止につとめているのは前提条件です。その他に以下の条件があります。
- 申請日以降も事業を継続する予定
- 正規職員が5人以下の個人事業者もしくは小規模事業者
- あなたが野田市民であることもしくは野田市内に店舗・本社がある
- 新型コロナウイルスにより事業収入が減少し、事業運営に支障が出ている
これらすべてにあてはまる必要があります。もしあなたが、7月いっぱいで事業を廃業するつもりだったり、正規職員が6人いたり、流山市民で柏市に店舗があるとなると、協力金を受ける資格はありませんのでご注意ください。

申請方法と期限
申請方法は今現在(令和3年7月)紙面のみでの申込みでネットでは申込みできません。所定の用紙に住所や名前など一連の情報と、振込先の金融機関口座情報を記入し、印鑑を押します。その他「誓約書」にも住所・指名などを記入、押印し一緒に提出します。
申込期限は令和4年1月31日と今から半年ほど期限があるのですが、忘れないためにも早めに申し込んでおいた方がいいと思います。
申込書類はどこで手に入れる?
この協力金事業の申込用紙は以下のリンク先でダウンロードできます。
もしダウンロードとかやり方がよくわからないならば、野田市役所の商工観光課(04-7123-1085)まで直接もらいに行ってください。商工会議所の会員ならば、商工会議所でもらうことも可能だと思います。
飲食店等感染防止対策補助金

この補助金は最大10万円の補助金をもらえるという制度です。ただ上に述べた協力金事業とは違って、一律10万円がもらえる事業ではありません。本文では以下の通りに説明されてます。
飲食店等における感染再拡大を防止するため、市独自の支援策として空気清浄機及び二酸化炭素濃度測定器の購入費用の一部を補助します。
つまりあなたのお店において新型コロナウイルスの感染を防ぐ対策として購入した「空気清浄機」「二酸化炭素濃度測定器」などの購入費用を最大10万円支給するという事業です。
対象は飲食店だけじゃない
今回のこの事業の対象業種は飲食店だけじゃないのです。その業種のサービス・施術を受ける際にどうしてもマスクを外す必要がある業種のことです。
具体的に言えば、床屋・美容室・歯医者などです。床屋や美容室はシャンプーしたり髭剃りなどしたりするので、どうしてもマスクは外す必要がありますよね。歯医者だってマスクをしたまま治療を受けようとしたら歯医者さんに追い返されてしまいます。
このような「どうしてもサービス上マスクを外す必要がある」業種が感染対策として空気洗浄機および二酸化炭素濃度測定器を購入したときの補助金を10万円まで支給される制度です。基本的に支給される金額は購入金額の半分までです。
具体的に言えば10万円の空気洗浄機を購入したら最大5万円の支給、38万円の空気洗浄機ならば最大10万円の支給となります。
また空気洗浄機10万円と二酸化炭素測定器25万円を購入した際は、合計35万円になるので、最大10万円の支給となります。
支給の条件とは
支給の条件は協力金事業と基本的に同じ条件とプラスアルファがあります。
- 正規職員が5人以下の個人事業者または小規模事業者であること
- 個人事業者は野田市に住民登録があること、小規模事業者は野田市内に本社(本店)があること
- 新型コロナウイルスの感染防止につとめていること
- 野田市税を滞納していないこと
- 暴力団員または暴力団密接関係者に該当しないこと
とあります。もし支払っていない税金があったらすぐに支払っておきましょう。
補助対象機器
補助の対象になる機器を購入しなければ当然補助金はもらえませんので、詳細は正式な書類を御覧ください。私はこれらの機器については詳しくないので間違った情報を与えかねないのでここでは控えます。申し訳ございません。申込書のリンク先は以下の通りです。
https://www.city.noda.chiba.jp/jigyousha/1031525/1032256.html
申請期限
申請期限は協力金事業と同じ、令和4年1月31日までです。
機器を購入する前の注意点
補助金をもらえるからといってすぐに機器の購入は絶対にしないでください。まず購入する機器を決めて、見積書をもらってください。その後市役所の商工観光課に申請し、市から交付決定の通知をもらってから購入してください。
交付決定の通知が来ないのに先走って機器を購入してしまうと、補助金の対象外となってしまうのでご注意ください。
申請期限は令和4年1月31日
大事なことなので改めて伝えますが、申請期限は令和4年1月31日までです。この他にも県からの補助金の案件も出ています。補助金はいろいろあるので、申請自体を忘れてしまう可能性があります。
お金を払う書類は簡単にも関わらず、お金をもらう書類を書くのは面倒なのでついつい後回しになってしまうかもしれません。ちなみに私は昨年20万円の補助金をもらえる資格があったにもかかわらず、うっかりと期限を切らしてしまいました。愚かでした。
あなたは私のような愚かではないと思いますが、気をつけてくださいね。


