県道つくば野田線沿いにあった「JAちば東葛セレモニー会館」がいつの間にか取り壊されていました。結構な敷地があったと思います。建物もそれほど古くなく立派な感じだったと思います(行ったことはありませんが。。。)。
もったいないなあ、と思って見ていたのですが、この跡地にできるのがなんと「ドラッグストア セキ」という噂を聞きましたが実はこれはガセネタというか間違いだったようです。
実は「ディスカウントドラッグ コスモス」が建てられています。このコスモスというドラッグストアは昨年秋に野田市桜の里にオープンしたドラッグストアです。
「キャッシュレス決済が一切できない代わりに安い」という噂を聞いたことがあります。私も一度行ったことがありますが、よく覚えてません(苦笑)。近々行ってみて追記しますね。

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ディスカウントドラッグ コスモスの本社は九州
ディスカウントドラッグ コスモス(以下コスモス)について少し調べてみました。コスモスは株式会社コスモス薬品が運営するお店です。本社は福岡市博多区です。店舗数は2021年1月31日現在で1095店舗です。
福岡に本社があるので、当然九州地区が中心で全店舗数の50%以上が九州地区に集中してます。関東ではわずか16店舗です。ちなみに千葉県では1店舗のみでそれが桜の里店です。ちなみに今日(2月24日)車で走っていたら、市川市だか鎌ケ谷市だか松戸市だか忘れましたがコスモスのお店作ってましたね。
今後関東に出店を強化していくのかもしれませんね。
日替わり特売・ポイントカードは一切なし
コスモスのビジネス戦略は同業他社と少し変わってます。同社の企業戦略によると、
当社が日替わりや時間帯別の特売やポイントカードを廃止したのは、「おとり販売」はやめて毎日安い価格を継続させてこそ消費者からの「信用」を勝ち得ることができると考えたからです。
とあります。「廃止した」という表現があるということは以前はポイントカードなどを発行していたけどもやめたということなのでしょう。
「おとり販売」という言葉を私は、はじめて聞いたのですがつまりは日替わり商品やタイムサービス商品を「おとり」にして他のものを買わせようという戦略なのだと思います。
またポイントカードはいわゆる「囲い込み商法」と呼ばれるものの一つです。ポイントカードを作らせることで来店率をあげる手法です。だいたいどこにドラッグストアも行っているものです。
ちなみに私はスギ薬局、マツキヨ、クリエイトSDのポイントカードを(スマホアプリに移行した)持っています。セキ薬局だけは持っていません。
しかしコスモスはこれらを一切行っておりません。その代わりに「everyday low Price戦略」という毎日同じ安い価格で顧客を獲得しようという手法ということです。これについては私も実際に取材して別記事にて伝えたいと思います。
ドラッグコスモス柳沢店(仮)のオープンはいつ?
2021年2月に更地になったのですが、コロナ禍のせいかそれ以降あまり進んでいません。2021年6月中旬でもほとんどできていない状況です。早くとも夏以降ではないでしょうか。情報入り次第更新します。
以下の内容は、以前書いたセキ薬品についての記事になります。ご参考までに。
株式会社セキ薬品が運営
ドラッグストアセキは株式会社セキ薬品が運営する店舗です。本社は埼玉県南埼玉郡宮代町にあります。従業員は社員・パート・アルバイト含め4542名(2020年10月現在)です。店舗は埼玉県を中心に東京、千葉、茨城、栃木に合計およそ200店舗あります。
そのうちのほとんどが埼玉県内にあり、栃木県は1店舗、東京は3店舗、茨城県は10店舗、千葉県は12店舗です。しかも千葉県の12店舗中のうち半分の6店舗は野田市内です。残りは柏と流山しかありません。結構以外ですね。
野田市では川間店が最初
ちなみに野田市内でドラッグストアセキが開店したのは2003年10月で当時はセキ薬品川間店という屋号でした。しかも当時のセキ薬品で300坪店舗はこの川間店が初だったようです。もう17年も前なのですね。
その後2017年くらいに桜の里店がオープンしてから一気に店舗数を増やし、川間地区では2店舗目となる岩名店と、野田宮崎店、梅郷店、上花輪店がこの2〜3年でオープンしました。かなりの勢いですね。しかも今度は柳沢にオープンとの情報です。野田宮崎店と目と鼻の先なのですが。店舗名は柳沢店になるのでしょう。
なぜドラッグストアが乱立?
野田市内にはドラッグストアが30店舗近くもあります。人口15万人の都市にこれだけ必要でしょうか。なぜこんなにオープンするのでしょうか。簡単に言うと「利益率が高い」ということです。
ドラッグストアはあなたもご存知の通り薬品だけ販売しているわけではありません。食品(一部生鮮扱っている店舗もある)や酒類、ペットフード、雑貨類から化粧品まで販売しています。
おそらくこの中でも薬品と化粧品は利益率が高いと思われます。化粧品に関してはどこのお店も力を入れているようで、あきらかに薬品スタッフとは違う化粧品専用のおしゃれな感じの女性スタッフがいます。化粧品は単価も高く利益に繋がりやすいのだと思います。
ドラッグストアの乱立に関しては以下の記事をご参照ください。
ドラッグストアのトイレは店外に多い理由とは
これはどうでもいい話かもしれませんが、ドラッグストアの多くはトイレを店外もしくは入り口付近に設置しているケースが多いと思います。
例えばマツキヨも店外だし、クリエイトSDも入り口付近もしくはスタッフオンリーのところに入って行かなければならない店舗もあります。ドラッグストアセキにしてもだいたい店舗の入り口付近にあります。しかも入口と出口が違うというケースが多いです。
これには理由があります。私の憶測ですが「万引防止」だと思います。前述した通り、ドラッグストアは高単価な化粧品を販売しているため、万引されたらかなりの痛手です。実際スーパーマーケットにおいても化粧品のようです。
トイレが店内にあるとそのまま未会計のまま持っていかれてバッグに入れられる危険性がありますよね。もちろんどこのお店でも「未会計の商品は持ち込まないように」という趣旨の貼紙はトイレに見かけますよね。
というわけで万引防止のためだと思います。万引はしてはいけません。
近くの処方箋専門薬局は苦戦か?
ドラッグストアチェーン店のほとんどは処方箋医薬品に対応してます。今回できると思われるドラッグストアセキの近くには歩いて5分程度にキッコーマン総合病院があります。
また歩いて2分のところにはスギ薬局がある他、キッコーマン総合病院すぐ近く歩いて2分程度のところには処方箋専門の薬局がいくつもあります。
今回ドラッグストアセキがもしできたとしたなら、特に処方箋専門の薬局は苦戦を強いられるのではないでしょうか。スギ薬局にしてもドラッグストアセキにしてもそれぞれ独自のポイントカードのシステムがあり、これらは処方箋医薬品の会計でも貯まると思われます。
となるとどうしてもポイントが貯まる方を選んでしまいがちになるのは当然のことです。しかしながら高齢化社会の中、やはり病院通いする患者は高齢の方が多いのは必然であり、移動が大変で少しでも近いところで薬をもらいたいという需要もあるはず。
そういった観点からすれば病院近くの処方箋専門薬局の存在意義があると思います。もちろんどこの薬局も親切です。私も個人事業主なので、処方箋に関しては小さな薬局を応援したいと思っているので、個人事業主と思われる薬局を利用してます。
いづれにしてもドラッグストア多すぎですよね。


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